ＰＫネットとは、養殖生簀金網に代わる錆びない網をとの要請から開発されたＫＩＫＫＯＮＥＴですが、ポリエステルモノフィラメントの持つ特性とポリエステルでは難しい亀甲型の網が開発された事で、耐候性に優れ、軽く、錆びず、弾性があり、連続破網をおこさないという金網にはない利点を持つ素材から出来たネットです。
ポリエステルモノフィラメントとは、ポリエステル系合成繊維に属し、その特徴として機械特性、寸法安定性、酸性等に対する耐薬品性優れ、フィルムや成型用の樹脂とし重用されています。
ＰＫネットは東レ・モノフィラメントが開発したポリエステルモノフィラメント線材 φ2.5㎜を用いた、亀甲型のプラスチック網です。海の中の生簀網では30年以上の実績があり、その強度については35年経過後強度低下がないことが試験により実証されています。使用は、塩害・火山地帯等の酸性が強く耐腐食性・耐酸性が求められる場所に最適です。
ＰＫネットの素線は紫外線にも強く、野外暴露状態で35年経過したフェンスの強度が、ほとんど劣化していない実績があります。
ＰＫネットの重量は、従来ラス金網として使用されていますひし形金網φ2.0㎜(1.0kg/㎡)と比べ390g/㎡と1/2.5程度の軽さのため作業性の向上に役立ちます。
自然条件が厳しい塩害地帯や火山地帯などでは、モルタル吹付法面の劣化に伴う、ラス金網の腐食によるモルタルの滑落などが生じ、復旧のための工事が必要となります。ＰＫネットはその耐久性から維持にかかるコスト縮減に役立ちます。
亀甲型２回捻りで編んでいるため連続破網が起こらず破れても簡単に補修が可能です。
高耐久ＳＴＫネットは環境科学製品です。使用後はプラスチック材として再利用ができます。使用例として資材パレットに利用されています。
透過性に優れており、景観が求められる場所に最適です。
KIKKONET線引張強さ＝290(N/㎟)
※製品の仕様(幅・長さ)についてはご相談ください。
モルタル吹付用ラス網・落下防止(軽量)・鳥獣侵入防止・フェンス
壁面緑化・ガーデニング・ラティス・ビニールハウス補強・屋上緑化・タイル落下押さえ等
